空の深さと
大海を知った。
その先の
景色へ。

見上げた空は、
世界につながっている。

この世界は、想像以上に広く、海のように深い。
私たちは知っています。
世界を学びの場にすることで、
人は人として大きくなることを。
あなたも勇気を出して飛び込んでください。
歴史、文化、人種、言語…異なる環境のなかへ。
そして、学びから暮らしにいたるまで
様々なシーンで
多くの価値観の存在に気づいてほしいのです。
きっと、愉快なことばかりではないでしょう。
悩むことがあるかもしれないけれど、大丈夫。
未知の世界で過ごした体験が、
明日の糧になる。
自ら乗りこえた経験が、
これからの人生を歩む力になる。
すぐに実感できないかもしれないけれど、
たしかに成長したあなたが、
そこにいるはずです。

「旅」は、開かれた書籍。
教育の仕上げとしての、
グランドツアー。

18世紀ころの「グランドツアー」では、
イギリスの若者が、
学業の終了時にフランスなどに旅行し、
言葉の習得や実践だけでなく、
異文化に自ら身を置き、実際に体験することで
異国の文化を学んでいました。
UTSは、留学において、この現代の
海外研修・留学プログラムにもつながる精神を
大切にしています。

Part 1 | Departure.

従者を従え、
いざ旅立ち!

16世紀、世界に覇を唱える英国は、島国ゆえに世界を知る人材を必要としていました。
そこで、貴族の子弟の多くは、国を支える人間教育の仕上げとして、“グランドツアー”と呼ばれる大修学旅行に送り出されていたのです。
大学を卒業した彼らが目指すのは、知識と社交の中心地であったヨーロッパ大陸。家庭教師と従者とともに、ドーバー海峡の向こう岸のフランスへ。その後、イタリアのフィレンツェやローマなど大陸各地を歴訪する数カ月〜数年におよぶ旅でした。
彼らの行く手には、どのような日々が待っていたのでしょう。

Part 2 | Overcome.

花の都で学ぶ日々、
心折れそうなときも…

海を越え港町カレーに到着、馬車に乗り込んで目指すのはパリ。
山賊を警戒し、宿屋でノミと格闘しながらも花の都に到着です。
着飾った紳士淑女たちに驚かされ、早速流行の服を仕立てようとしましたが、学校で学んだフランス語が通じません。楽しみだった美食もメニューがわからない…心折れる日々が続きます。
早くも母国への帰心が募る青年貴族でしたが、まずは言語の習得が大事と一念発起。大志を胸に、ネイティブたちとの会話に励むのでした。

Part 3| Experiences.

芸すべてが刺激あふれる体験

長い滞在のなかで外国語も達者になっていきます。
英国にない華やかな舞踏会のほか、ガイドを雇って美術館や歌劇場にも足を運んで芸術への造詣を深めました。貴族や富裕な商人たちと親交を結び、人脈の大切さも感じたようです。また、避寒のために南フランスの気候と暮らしを楽しんだ記録もあり、これが現代のリゾートライフの始まりともいわれます。“グランドツアー”は刺激にあふれた旅であり、長きに渡る旅の様子が、今も文字やスケッチとして残されています。

Part 4 | Maturity.

異文化のなかで体験する
生きた学び

やがて異国での言葉の壁を超えて、法外な値段をつける宿屋や料理屋の主人たちとも丁々発止。新たな知識を身につけた青年は、学問の場でも論を立ててのディベートに自信をもつようになります。
行政、法律、軍事、社交や遊びにいたるまで様々な体験を重ねていきます。頭だけではなく身をもって学んだすべてが、青年貴族の人間力を育ててくれたのです。お目付役を兼ねた家庭教師の目にも、青年にひ弱さは感じられません。
そして、いよいよ帰国の時がやってきます。

Part 5 | And moving forward.

帰国、
そして未来へと歩みだす

“グランドツアー”当時の世界は、ヨーロッパがその中心。
世界で通用する宮廷の流儀、最新の学問、社交術、「貴族の義務」を身につけた青年は英国への帰路につきます。彼らを待っていたのは、宮廷や政府の要職の地位でした。今でいう即戦力として期待され、帰国後すぐに大使に任命される者、大学で教鞭をとる者もいたほどで、いかに人材づくりに役立ったかが想像できます。
“グランドツアー”は、一国の礎となる「人間教育」の重要な手段でもあったのです。

貴重な経験から、人間力の育成へ。

UTSでは、留学でのすべての経験が、
その人を成長させる貴重な経験であると考え、
現地での学びの環境を重視した
オックスフォードでのプログラムを
実施しています。

  1. 学び

    Lessons

    • テーマ学習
    • プロジェクトワーク
    • プレゼンテーション
  2. 交流

    Intercultural experiences

    • 現役大学生とのセッション
    • ホームステイ
  3. 成長

    Self-belief grow

    • 多様な価値観に気づく
    • 自ら考えて行動ができる
    • 問題解決、生きる力が身につく

知性が息づく街、
オックスフォードで学ぶ。

人々の意識を目覚めさせ、新たな世界へと導く不思議な力がある街、英国オックスフォード。その地で学ぶUTSのオックスフォード留学プランは、世界中から集まる留学生との交流や、異文化の生活を体感するホームステイなど、価値観を刺激する機会をより多く経験することで、語学力だけでなく人間力の育成にも重きを置いたプログラムになっています。

オックスフォード大学で学べる、
UTSの夏季特別研修。

伝統あるオックスフォード大学のキャンパスで、
貴重な学びを体験できる、
UTSならではの夏季限定プラン。
国際クラスでの英語レッスンや、
現役オックスフォード大学生との交流など、
語学とともに人間力も身につけます。

実践的な英語コミュニケーション力

多国籍の留学生がいる、
国際クラスの英語レッスン。
週21時間受講するインテンシブコースで、
集中して学べる。

日本出発前に受けるオンラインテストの結果に基づいて、レベル別の国際クラス(最大12名/1クラス)で学ぶ英語レッスン。
午前の前半は文法・ライティングの基礎英語、午前の後半はトピックベースのリスニング・会話の授業で、正確で流暢な表現を学びます。 さらに、午後には、学んだ内容を発展させたディスカッションや、チーム単位に与えられたテーマをもとにリサーチや発表をするプロジェクトワークなど、幅広く実践的に英語を使うカリキュラムになっています。

主体性を持った能動的思考力

仲間と取り組む、プロジェクトワーク。
英語で考え、意見を交換して、
協力しながら発表できる。

1週間を通して、クラスごとにテーマが与えられるプロジェクトワーク。まずは、教師がテーマへの導入を行い、その後にチーム単位で協力しながら発表の準備を進めます。
受け身の授業ではなく、生徒たちが主体性を持って能動 的に思考することを促す、アクティブラーニングの手法を取り入れています。ビデオ 動画にしたり、新聞にしたり、演劇仕立てにしたりなど、自由な発想で内容をまとめてその週の最後に英語で発表を行います。

多様な考えができる思考力

現役オックスフォード大学生との、
交流セッション。
オックスフォード大学の違いを、
聞くことができる。

世界トップのオックスフォード大学で学んでいる、現役大学生との交流セッションも実施。1日の勉強時間や、1週間に読む本の冊数、チュートリアル授業の感想、アルバイト禁止に関してなど、ざっくばらんに同世代同士で語り合います。日本文化に興味を持っている学生もいて、お互いの文化交歓の機会にもなっています。

自主性を持った行動力

市内の一般的な家庭での、
貴重なホームステイ。
オックスフォードの、
多文化な生活を体験できる。

オックスフォードは、イギリス以外の国で生まれた人が人口の3分の1を占める多文化都市。さまざまな文化圏の人々が、お互いをリスペクトしながら暮らしている国際性豊かな街です。
研修期間中は、市内の一般 的な家庭 でホームステイをしながら、イギリスの生活を体験。自らがホストファミリーと積極的にコミュニケーションを図ることで、英会話を実践できるだけでなく、様々な文化の違いも感じられる貴重な経験ができます。

英語⼒だけじゃない!
「⾃らの成⻑を実感できる」
そんな“体験” が、ここにはある。

参加者体験談 Student Testimonials

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参加者体験談
Student Testimonials

慶應義塾大学2年 Mさん
2019年参加

様々な国の人と出会う楽しさ

大学のプログラムだと同じ大学の学生のみのクラスなのに対して、LMHのプログラムは日本人でも様々な大学から来ており、また外国人とも同じクラスになるので英語づくしになって、交流の場も広げられると思い、参加した。授業は一週間単位で進められる形式だったことが非常に良かった。週単位で1つのテーマに焦点を当てて学ぶので、理解や単語の習得が進めやすかった。他国の学生が一緒のクラスにいたことで、英語という共通言語を介して他国の習慣や制度を知ることができて、視野が広がった。逆に日本のことを尋ねられたので、普段自分がどのように周りの世界を見ているのかも知ることができて印象的だった。午後のスポーツアクティビティでは、クラスの先生も率先して参加をして、一体となって楽しむことができ、先生との距離の近さも感じられた。

異文化にどっぷりつかったホームステイ
ホストの「I feel comfortable with you」に感激!

日本にいても他の家庭で1ヵ月過ごすなんていう経験はなく、それを異国のイギリスで、しかもインド人ご夫婦とロシア人のホストメイトと過ごせたことは非常に良い経験になった。日々それぞれの国の慣習や文化の違いに遭遇し、日本人以外の人の暮らし方を目で見、肌で感じ、どっぷりつかることができ、「違い 」というものへの抵抗感が薄まり、受容力が増したと思う。同時に人の優しさにも触れることもできた。ファミリーは伝えようとすることを感じ取って 下さり、 「家にいるようにリラックスして自由に過ごしてね」 そして、こちらが泊まらせてもらう身なのに、「I feel comfortable with you」と言ってもらった時は本当に嬉しく、第2の家族という感じがした。

日本では気づかなかった事であふれていた

今回の留学では英語の勉強はもちろん、 他国の人と交流し、授業の中では各国の制度や文化について話し合い、どのような考え方を彼らがもっているかを実際に感覚的にも知ることができたのがとても印象的だった。ロシア人の頭の回転の早さと主張の強さに圧倒されながら、必死に日本はどうだ?自分はどうだ?と考え、じゃあこの発言の仕方の違いは何だろうと考え 。日本では考えたことのない視点で物事を考える機会にあふれていた…ことが、大きな収穫だったと感じている。

参加者体験談
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法政大学4年 Yさん
2019年参加

大学生活最後の夏休みをオックスフォードで

4週間の最初は「長い」「早く帰りたい」という一心だったが、気づいたら、 「このままイギリスにずっといたい」と思っているほど、 楽しい4週間だった。大学では、単位を取ることに必死 で本質的な勉強はあまりしてこなかった。しかし、日本とは全く違う環境に身を置くことで“ガチで”英語の勉強をすることができたと思う。目標の1つとしていた「異なる環境に触れ、自分を成長させる」は完全に達成できたと感じている。イギリスの文化を理解し、受け入れ、 自分の文化との違いを感じながら楽しむことができた4週間だった。

研修を振り返ると、何よりもホストマザーの存在が大きかったと感じている。 初対面の時は怖かったが、最後にはお互い涙目になってしまうほど、お互いの 距離が縮まったのではと思う。初日と最終日には近くのパブに連れて行ってもらった。歩いてすぐのところにあったので、ゆっくり会話をしながら歩いて 行った。お酒を交わしながら、音楽を聴きながら、ホストマザーと様々な話をしたのは、一番の良い思い出かもしれない。
社会人になる前に、この4週間を経験できたのは、とても貴重だった。
一生忘れることのない経験をしっかりと胸にしまっておきたいと思う。

参加者体験談
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獨協大学1年 Sさん
2017年参加

専門家の案内でオックスフォード散策Keble Collegeのチャペルにて

オックスフォード大学キャンパスでの学び

世界最高の大学でカレッジの雰囲気を味わいたくて参加した。授業は日本、イタリア、ロシア、中国、香港といった多国籍の学生がいるクラスだった。教師は英語の先生とは言え、知識が多岐にわたり、すごくレベルが高かった。僕はもともと抽象的な物事を論理的に分析するのが好きで、だからArtがトピックの授業で、例えば 「空っぽの部屋にホウキを置いただけのものも芸術と呼べるのか?」という議論の時はワクワクだった。他国の学生のレベルはすごく高かった。ディスカッションをペアでやったときも、すらすらと意見を英語で説明してきた。英語の技術だけでなく、対話力がある人達が多くて圧倒された。午後の授業でやったプロジェクトもなかなかで、テレビのニュースショーを作ったり、オックスフォードの紹介ビデオを制作したりした。

オックスフォード、主要スポットは全て徒歩圏内

研修が行われたカレッジも良かった。古くから使用されている建物だから悪く言えば ボロイのだが、僕は趣を感じた。カレッジ内の庭はきれいに手入れがされ、食堂 の雰囲気も最 高。町に出ればオックスフォードの町はコンパクトで市内を歩いて回れるのが良い。ショッピングも良いし、パブを巡っても面白かった。それから大学のカレッジの中に入って みるのもお勧めだ。 忘れてならないのは博物館。AshmoleanやNatural HistoryMuseumなど無料で見学できる。オックスフォードはとにかく景観が素晴らしくて、いくら歩いても飽きなかった。それに気候も快適!蒸し暑い日本の夏とは天と地の差だ。

参加者体験談
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名古屋工業大学3年 Gさん
2019年参加

素晴 らしいオーラを肌で感じさせる
オックスフォードの町

英語の学習はもちろんのこと、観光、スポーツ、ショッピング、音楽…etc.本当にやりたい放題の3週間だった。オックスフォードの落ち着いた雰囲気、伝統的な建物の荘厳感など、今までの人生で感じることがなかった素晴らしいオーラを肌で感じることができ、幸せだった。“Cornmarket Street”や、 道なりの建物、人の賑わい、ストリートミュージシャン等々。歩いているだけで楽しかった。日本に比べてミュージシャンが多く、50mに一人はいて驚いた。そこで、そのゆるさを使って自分もSaxophoneを演奏した!!かなり緊張したが、2曲目以降は自分に余裕が出て来て、 周りの人の様子や建物に響く自分の楽器の音が良く聞こえて、とても感動した!! そしていつのまにかお金(コイン)が何枚か集まっていて合計で約500円(ポンドとセントですが…)くらい稼がせていただき、感謝で一杯です!! イギリス、オックスフォードは最高でした。

一番受けが良かったのはアナと雪の女王の「Let it go」でした!「Is it Frozen?」 と 聞かれた時は「Mumu…Yes !」と答えてしまいましたが、Frozen(英語の原題)っていうんでね?

イタリアの学生たちとサッカーをしました!めちゃくちゃ 上手で、特に女の子はめちゃくちゃ動きまくって、ついて行くのが精一杯でした!。

そのほか、お客様の声はこちらから

学校法人の方 個人の方